※現在8名のスポーツファーマシスト認定取得者がいます。(2025年5月現在)
公認スポーツファーマシストは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師です。
薬剤師の資格を有した方が、(公財)日本アンチ・ドーピング機構が定める所定の課程(アンチ・ドーピングに関する内容)終了後に認定される資格制度です。
競技能力を増幅させる可能性がある手段(薬物あるいは方法)を不正に使用することであり、スポーツの基本的理念であるフェアプレーに反する行為です。
ドーピングに反対してドーピングをなくすことです。
各診療科の医師より、処方薬が禁止物質に該当しないか、問い合わせを随時受けています。その際スポーツファーマシストがお調べし、すぐに回答いたします。今までに禁止物質が処方されるのを防いだこともありました。
また、一般の方からの問い合わせも受け付けております。
定期的に近隣薬局に対しアンチ・ドーピングの講習会を開いています。
また、地域のスポーツ関係者・保護者・選手に対し管理栄養士と共同で勉強会を開きます。栄養のことも学ぶ良い機会です。
まだ参加したことのない方は是非参加してください。
野球肘ドックを受ける方に、待ち時間を利用したアンチ・ドーピングのミニ講義を行います。
基本的にはこちらが準備した資材でお話しさせて頂きますが、個別に対応可能です。
聞きたいことがあれば自由に相談してください。
入院中に使用したお薬一覧表を退院時にお渡しします。
投与経路、投与期間など詳しく記載してあるので、万が一ドーピング検査を受ける際も安心です。ご希望があれば、アンチ・ドーピングのお話をさせていただきます。
入院中の時間を有意義に使ってみませんか?お気軽に薬剤師にお声がけください。
当院を受診したアスリートが調剤薬局を訪れたら、薬局薬剤師よりトレーシングレポート(患者さんから聞き取ったこと・相談内容などの情報を医師へフィードバックするもの)で報告するようお願いしています。禁止物質が処方されていないか、外来で処方される時・薬局で薬を貰うときの2回ダブルチェックを行うことで、より確実に禁止物質が処方されるのを防ぐことが出来ます。
また、相談や回答をお互いに確認することが出来ます。共有したほうが良い事例や多く相談を受けている医薬品があればこちらからも情報を発信することにしています。